干し方ひとつで劇的変化?ふんわり仕上がる洗濯術

家事

洗濯物は、ふわっと柔らかく仕上げたいですよね。
実は、洗濯物の干し方ひとつで、仕上がりが違うんです。

そこで今回は、振りさばきやアーチ干しなどの基本に加えて、タオルのふんわり術や部屋干し対策、さらには急ぎの時に使える裏技まで。
毎日の洗濯が楽しくなるアイデアを、すぐに使える形でご紹介します。

洗濯物の基本の干し方

干し方のちょっとした違いが、仕上がりの柔らかさや乾きやすさに大きな差を生み出します。まずは基本の「干し方」を押さえて、毎日の洗濯を格上げしましょう。

洗濯物はしっかり振りさばく

洗濯機から出したばかりの洗濯物は、すぐに干さず、軽くパンパンと振りましょう。
脱水で寄ったシワを伸ばし、繊維の間に空気を取り込むことで、乾きが早くなります。
タオルや衣類もふんわりとした仕上がりになるので、ほんの数秒の手間で大きな違いが生まれます。

綺麗に干すことで、乾いた後もたたみやすいです。

アーチ状で風通しを良く干す

洗濯物は丈の長さを交互にしながら干すと、自然とアーチ状に仕上がります。
この干し方は、空気の通り道を作りやすく、「煙突効果」で乾燥効率もアップ。
衣類同士に適度な間隔を空けることで、生乾きのニオイも予防できます。

パーカーなどのフードがある服は、フードが重ならないようにしてくださいね。

シワを伸ばしながら干す

衣類は干す前に軽く手で引っ張って形を整え、シワをしっかり伸ばしましょう。
特にワイシャツやブラウスなどは、生乾きのうちにアイロンをかけると、短時間で美しく仕上がります。
これだけで見た目も手触りも、まるでプロの仕上がりになります。

タオルをふんわり仕上げる極意

毎日使うタオルだからこそ、ふんわり感にこだわりたいもの。パイルの立て方や干し方を少し意識するだけで、ホテルのようなふかふか感が再現できます。

パイルを立たせてから干す

タオルを干す前には、端を持って5回以上バサバサと振ってみましょう。
こうすることで、パイルと呼ばれる繊維のループが立ち上がり、空気を含んでふんわり感が出やすくなります。
たったこれだけで、乾いた後のゴワつきが抑えられます。

隙間を確保して日陰で乾かす

タオル同士の間に、こぶし1つ分ほどの間隔を空けて干すのがポイントです。
直射日光を避けて、風通しの良い日陰に干せば、色褪せや硬さを防ぎながら、ふんわり仕上がります。
梅雨や夏の強い日差しがある日にも効果的です。

仕上げに乾燥機でボリュームUP

自然乾燥のあとに、乾燥機で5〜10分ほど低温で回してみましょう。
このひと手間でパイルがさらに立ち、ふかふか感が格段にアップします。
まるで新品のようなタオルの手触りがよみがえります。

ダウンジャケットなどの冬物衣料も、ある程度乾かした後で仕上げに乾燥機をかけるとふんわり仕上がります。

部屋干しでも快適、嫌なニオイを抑えるコツ

室内干しでも生乾き臭を防いで、心地よく仕上げる方法をご紹介します。

浴室やリビングで干す

浴室乾燥機がある場合には、活用するのがベストですが、お風呂場に干せないこともありますよね。
そんな時には、リビングなどの空間が広い部屋に干すのがおすすめです。

湿度・温度・風通しを整える

部屋干しで大事なのは、湿気をしっかり逃がすことです。
除湿機や扇風機、エアコンの風をうまく使って、部屋の空気を循環させましょう。
風が通ることで、乾燥時間が早まり、雑菌の繁殖も防げます。

扇風機やサーキュレーターで乾燥促進

洗濯物に風を直接当てることで、空気が循環し、乾燥時間を大幅に短縮できます。
サーキュレーターは部屋の空気を効率よく動かすので、室内干しの強い味方です。
生乾き臭の原因菌の増殖を防ぐためにも、活用してくださいね。

おわりに

干し方を少し工夫するだけで、洗濯物の仕上がりは驚くほど変わります。

洗濯物が多いと、洗濯物を干すときにスペースを十分に確保することができず、乾くまで時間が掛ったりふんわり仕上がらなかったりします。
ご紹介したポイントを活用しつつ、こまめに洗濯をするように心掛けてくださいね。

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