将来の介護に備えて VIO 脱毛(いわゆる「介護脱毛」)を検討する方が増えています。しかし、介護職の現場では必須視されていないケースも。
この記事では、メリット・デメリットだけでなく、実際の現場の声やセルフケアとの比較など、多角的に解説します。
「介護脱毛」とは?必要性の背景

将来のことを考えると、少しでも周りに負担をかけたくない…そう思われる方も多いと思います。
最近、40 代から 50 代の女性を中心に「介護脱毛」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
介護脱毛の定義と普及背景
介護脱毛とは、将来、介護を受ける際に備えて VIO(デリケートゾーン)を事前に脱毛しておくこと。40〜50 代女性を中心に関心が高まっています。
自分が介護される立場になったとき、少しでも介護する方の負担を軽くしたい。そんな思いやりの気持ちから、早めに準備をしておこうと考える方が増えています。
介護現場で期待される効果とは
それでは、介護脱毛にはどのようなメリットが期待されているのでしょうか。主に 3 つのポイントに分けてご紹介します。
排泄時の清潔保持と衛生管理
VIO 脱毛をしておくことで毛に排泄物が残りにくくなり、拭き取りがしやすくなります。
介護の現場では、排泄介助は日常的に行われるケアのひとつです。毛がないことで、清潔を保ちやすくなるのは、介護する側・される側双方にとって嬉しいポイントですよね。
皮膚トラブルや感染リスクの低減
自己処理(カミソリ負けなど)による肌ダメージを回避でき、炎症や感染のリスクを減らせるのも魅力のひとつです。
年齢を重ねると、肌も敏感になっていきます。カミソリでの自己処理を続けることで、肌を傷つけてしまうリスクも。医療脱毛であれば、そうした肌トラブルを避けながら、清潔な状態を保つことができます。
精神的負担の軽減
たとえ家族や介護のプロであっても、デリケートな部分を見せることに抵抗を感じる方は少なくありませんよね。
事前に脱毛しておくことで、少しでも気持ちが楽になるのであれば、それは大きなメリットと言えるでしょう。
本当に介護脱毛は必要なの?

ここまでメリットをお伝えしてきましたが、実は「必ずしも必要ではない」という声もあります。
「必須ではない」という介護現場の視点
多くの介護職は様々な状態の方のケアに慣れており、アンダーヘアの有無で差別することなく清潔に保つ技術を持っています。
介護のプロフェッショナルは、日々多くの方のケアをしています。アンダーヘアがあるからといって、介護が困難になるわけではありません。
費用・通院・心理的負担を考慮すべき
VIO 脱毛は自己負担が必要であり、通院の手間もかかります。さらに、自己処理の手間との比較で、効果とコストのバランスを見極めるべきとの主張もあります。
医療脱毛は決して安価ではありませんよね。また、複数回通院する必要もあるため、時間的な負担も考慮しなければなりません。
将来への備えは大切ですが、今の生活に無理を強いてまで行う必要があるかどうかは、よく考えたいポイントです。
実際の施術内容と選択のポイント

介護脱毛を検討する場合に、知っておきたいポイントをご紹介します。
脱毛範囲の自由度
必ずしも全てを無毛にする必要はなく、V ラインを残したり、I・O のみ脱毛したりと、個人の希
望に応じた対応が可能です。「全て脱毛しなければならない」というわけではありません。
まずは、自分がどの程度脱毛したいのかを考えてみましょう。
脱毛方法やリスク管理の重要性
医療レーザーを用いた安全な施術は、自己処理よりも安全性・清潔性が高いです。
また、エステサロンでの脱毛と医療脱毛では、安全性や効果に大きな違いがあります。肌トラブルが起きた際にも、医療機関であればすぐに適切な処置を受けられるので、価格だけでは決めてしまわないでください。
文化や抵抗感への配慮
欧米では全脱毛(ハイジニーナ)が一般的ですが、日本では抵抗感がある方も多く、個人の価値観を尊重することが大切です。
文化や育った環境によって、デリケートゾーンの脱毛に対する考え方は様々です。周りが「やっているから」という理由だけで決める必要はありません。
おわりに
介護に備えた VIO 脱毛は、清潔保持や介護負担の軽減、美意識など多彩なメリットが期待される一方で、必須ではなく費用や文化的抵抗などの課題もあります。
「将来のために今できることをしておきたい」というお気持ちは、とても素晴らしいことです。
しかし同時に、「やらなければならない」というプレッシャーを感じる必要もありません。
信頼できる医師と相談しながらすすめてくださいね。




