「心を守る力」が必要な時代に、ゆらぎ世代を迎えた私たち。
ストレス の原因が身の回りにあふれているからこそ、心のセルフケアが大切です。
ストレスを解消したり減らしたりするだけではなく、上手に付き合えるようになりましょう。
ストレスが心と体に与える影響
ストレスは、高血圧や糖尿病のリスクを高めることで知られていますが、他にも多彩な不調の元になります。
適度なストレスは良い影響があることも
ストレスは、精神的なものだけではありません。
暑さ寒さ疲れなど、身体的なストレスに対しても体は同じような反応を示すことが知られています。
また、ストレスが多すぎると問題が起こりますが、適度なストレスはむしろ心身に刺激となって良い影響もあるのです。
自律神経の乱れ
自律神経は交感神経・副交感神経のバランスが大事ですが、ストレスがかかると交感神経優位な状態になります。
そのため、イライラ、不安、不眠などが増えます。
「交感神経優位≒戦闘モード」の状態が続くと疲れが増してきて、うつ病のリスクがあがってしまいます。
生活習慣の乱れ
ストレス発散の手段として飲酒や喫煙、過食など不適切な行動が増えてしまい、これらがさらなるストレッサー(ストレスの原因)となることも。
さらに、生活習慣の乱れが、生活習慣病を招いたり悪化させたりする可能性もあります。
今日からできる!心のケア法7選
スグに実践できる、心のケア方法をご紹介します。
① 深呼吸+軽いストレッチ
1日5分でOKの軽いストレッチ。
自律神経が整います。
② 「好きな香り」を取り入れる(アロマ・お香など)
アロマやお香などの好きな香りを生活に取り入れましょう。
香りの力は脳に直接届き、即効でリラックスモードに。
眠れない夜にもおすすめです。
③ デジタルデトックスの時間をつくる
SNSの返信に追われたり、通知が気になったり…。
スマホがストレスの原因になることもありますよね。
スマホ時間を減らすだけで、心の疲れを軽減できます。
「金曜日の夜はスマホを触らず、家族との時間を取る」などのマイルールを決めるのも良いかもしれません。
④ モヤモヤは紙に書き出して「外に出す」
感情を視覚化することで、脳が整理されます。
⑤ 小さな楽しみを毎日1つ
お気に入りの紅茶、推しの動画、自然と触れる時間など小さな楽しみを毎日1つ実践してみましょう。
小さなご褒美があることで、毎日の生活にハリが出ます。
⑥完璧主義からの脱却
ゆらぎ世代は経験を重ね、ある程度のことは完璧にできてしまう方も多いですよね。
けれども、全てを完ぺきにこなそうとするのは、ストレスをためる一因です。
完璧主義を手放して、「ほどほどでもOK」というマインドを持ちましょう。
⑦ 前向きな言葉に触れる
ネガティブな思考に陥ってしまった時にネガティブな言葉に触れると、余計引っ張られてしまうこともありますよね。
前向きな言葉に触れるように心掛けましょう。
ストレスに強くなる「日常の習慣」
ストレスと上手に付き合うためには、日常の習慣を見直すことも大切です。
生活習慣の見直し
規則正しいリズムが自律神経を整えてくれます。
また、睡眠・運動・食事の基本が心にも直結しています。
生活習慣を見直して、ストレスフリーな生活を目指しましょう。
自分の機嫌は自分でとる
ゆらぎ世代はホルモンバランスの変化があり、気分の上下が激しくなってしまうことも。
自分の機嫌は自分でとるように心掛けましょう。
煮詰まっていると感じたら、早めにストレス解消のための時間を取ることが大切です。
おわりに
ストレスと上手に付き合うためにも、ストレスゼロ を目指すのではなく、「整える習慣」を心がけることが重要なポイントです。
自分を後回しにしないで、自分を慈しむ時間を大切にしてくださいね。

落ち着いた性格で、人の話をじっくり聞くことを大切にしています。
読書やジャズピアノ、一人旅が好きで、静かな時間を過ごすことで気持ちを整えています。
大勢の場より、少人数のやりとりが性に合っています。