ゆらぎ世代のための手帳活用術

生活

「今日もまた、なんとなく調子が悪い」って思う日が増えていませんか?ゆらぎ世代の不調は、気合いで乗り越えるものでも、誰かに相談して解決するものでもないことが多いですよね。身体と感情が、まるで波のように上がり下がりを繰り返す。それに振り回されながら、それでも毎日をこなしていく。その疲れは、なかなか言葉にしにくいですし、特効薬もないですよね。そこで今回は、ゆらぎ世代におすすめの手帳活用術をご紹介します。体調、感情、思考の波を「ライフログ」として記録することで、感覚的に生きてきた自分を可視化できるようになります。

体調と感情を「データ」として扱う


まず試してほしいのが、体調ログと感情ログを並べて書くこと。睡眠時間、疲労度、ホットフラッシュの有無、イライラのレベル。数字や○×、あるいは色を塗るだけで十分です。
ポイントは「感覚任せにしない」こと。「なんか今日しんどい」と書くのではなく、「睡眠5時間・疲労度4・イライラ3」と書く。それを数週間続けると、自分でも気づいていなかった「自分の周期」が浮かび上がってきます。生理前の3日間は判断力が落ちる、月曜日の午後は感情が不安定になりやすいといったパターンが見えてくると、予定の組み方も、人との関わり方も、少しずつ変わってきます。

ウィークリーページは「反省」ではなく「調整」のために

週に一度、ウィークリーページに3つのことを書いてみてください。「今週辛かったこと」「救われたこと」「来週やめること」。
このとき大切なのは、反省ノートにしないことです。「あのとき怒らなければよかった」「もっと早く動けばよかった」後悔ばかりが積み重なったネガティブノートにしてしまうと、手帳を開くこと自体が億劫になります。
目的は自己批判ではなく、調整です。来週の自分が少しラクになるために、何かひとつやめることを決める。それだけで良いのです。
自責思考はゆらぎ世代の女性が最もはまりやすい罠のひとつ。ウィークリーページをその罠から抜け出すための場所として使いましょう。

テーマ別ログで、自分のパターンを知る


手帳のフリーページには、「トリガー管理ページ」を作ってみてください。体調が悪化したとき、感情が爆発したとき…その直前に何があったかを記録するページです。人間関係の摩擦だったのか、仕事量が多かったのか、睡眠不足が続いていたのか。数ヶ月記録を続けると、自分の弱点のパターンが驚くほど明確に見えてきます。
「またやってしまった」と感じる出来事には、たいてい同じトリガーが潜んでいます。それが見えれば、対処ではなく予防ができるようになります。

月末は「できたこと」を棚卸しする

月末には「マンスリーレビュー」を実施しましょう。「できたこと」「手放したこと」「続けたい習慣」の3項目を書き出してみてください。ゆらぎ世代は特に、失ったものや衰えたものに意識が向きやすい時期です。
意識的に「できたこと」を拾い上げるページを設けることで、自分の現在地をフェアに見られるようになります。

続けるための仕組みを、最初から設計する

ライフログが続かない最大の理由は「書けなかった日が積み重なって、開くのが怖くなる」こと。最初から、書けない日を前提に設計しておきましょう。
「今日の体温・睡眠時間・気分」「やめたい思考・感謝できること一つ・明日の自分への指示」などの項目をテンプレート化しておくと、脳への負荷が格段に減ります。
迷わないから、続くのです。書けなかった日を責めない設計が、継続の鍵です。

手帳選びは「負担の少なさ」を基準に


手帳のサイズとレイアウトを選ぶとき、「かわいいかどうか」より先に「負担にならないか」を考えてください。大きすぎる手帳は、空白がプレッシャーになったり、重量があったりして持ち歩くのが億劫になることも。持ち歩けるサイズで、罫線がシンプルなものがおすすめです。

デジタルとの併用も現実的な選択肢

スマホのメモに日々の記録を入れておき、週末にまとめて手帳に転記する方法でも十分機能します。ミニプリンターで写真やグラフを印刷して貼ると、視覚的に振り返りやすくなり、ページを開くのが楽しくなるという効果もあります。正解のフォーマットはありません。続けられる形が、あなたにとっての正解です。

おわりに

ゆらぎ世代の最大の消耗源は、「なんとなくの不調」と「自分責め」の組み合わせです。理由もわからないまま疲れ、その疲れた自分をさらに責める循環を断ち切るために、ライフログを活用しましょう。
ゆらぎ世代にとって、手帳はスケジュール管理だけではなく、自分という資源をいかに無駄なく使うかを管理するための経営ノートにもなります。自分を「見える化」して、心も体も整えてみませんか。

ゆうの

ライター歴23年目、3人の子どもを育てるシングルマザー。 お酒と編み物、横浜DeNAベイスターズが好き。

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