ウールのコートを長く着続けるためには、クリーニングに出す頻度や保管場所に注意するだけではなく、実は日々のブラシがけを大切にするのがポイントです。たった数分の積み重ねが、コートの寿命を大きく左右します。
本記事では、ウールコートに最適なブラシの選び方と、効果的なお手入れ方法をご紹介します。
ウールのコートのお手入れにおけるブラシの重要性

ウールは天然素材なので、日常的なケアが仕上がりを左右します。ブラシをかけることで表面の汚れやホコリを取り除き、織り目の詰まりを解消して通気性を高めましょう。
ブラシがけをすることで、毛並みを整え毛玉の発生を抑え、ウール特有のふっくらとした風合いを長くキープできます。
ウールのコートに最適なブラシの選び方

ウールのコートに最適なブラシの選び方のポイントは下記の通りです。
馬毛ブラシは豚毛よりも高価ですが、カシミアなどの高価な素材にも対応できます。
毛質で選ぶ
ブラシ選びでまず注目したいのが毛質です。
馬毛ブラシはしなやかでキメが細かく、ウールやカシミヤなどデリケートな素材にも使いやすいのが特徴です。生地を傷めにくいため、繊細な素材のコートには馬毛を選んでおくと間違いありません。
一方、豚毛ブラシは硬めの毛質で、ウール素材についた埃をしっかり絡め取る力があります。ただしデリケートな生地には摩擦が強すぎることもあるため、素材を確認してから使うようにしてください。
素材別の使い分け
カシミヤや薄手のウールには馬毛ブラシがおすすめ。生地が繊細なぶん、硬い毛質は表面を傷める原因になります。厚手のウールやツイード素材であれば豚毛ブラシでも対応できますが、初めて使う際は目立たない部分で試してから全体にかけるようにしましょう。迷ったときは馬毛を選んでおくのが無難です。
形状とサイズで選ぶ
ブラシの形状は、広範囲を一度にかけられる長めのものが使いやすいです。持ち手の形状も重要で、手にしっかりなじむものを選ぶとブラッシングの負担が減ります。毎日使うものだからこそ、手に取りやすく、使い続けられる形を選びましょう。
効果的なお手入れ方法

ウールのコートのお手入れのポイントをご紹介します。
ブラシのかけ方と頻度
ブラシは力を入れすぎず、毛の流れに沿って上から下へ優しくかけてください。
着用後に軽くブラッシングする習慣をつけるだけで、ホコリや汚れの蓄積を防ぐことができます。シーズン終了後にはクリーニングに出すのもお忘れなく。
保管方法
コートは肩幅に合ったハンガーにかけ、しっかり乾燥させてからクローゼットへしまいます。湿気と紫外線はウールの大敵です。直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管すると美しい状態を保つことができます。
おわりに
ウールのコートは、適切なケアを続けることで何年も美しく着られる素材です。適切なブラシを選び、毎日のブラッシングを習慣にしましょう。
お気に入りの一着を長く愛用するためにも、帰宅したらハンガーにかけ、ブラッシングを行ってくださいね。




