「ネイルアートをはじめたいけれど、どうやって手をつければいいのか分からない」という方も多いと思います。
そこで今回は、「ネイルアートデザイナー育成講座」主催の佐藤玲香先生に、マニキュアの基本をお伺いしてみました。
ネイル初心者向けに丁寧にレクチャーしていただいたので、参考になさってください。
マニキュアとは
マニキュアは、用意する道具が少なく、除光液で簡単にオフできます。
マニキュアとジェルの違い
ジェルと比べて道具が少なく気軽にはじめられるマニキュア。
除光液で簡単に落とすことができます。
下処理をしてトップコートを塗っても、持つのは1週間程度。
また、マニキュアが乾くまでに時間がかかるので、その間手が使えないので注意が必要です。
ジェルはUVライト(LEDライト)を使って硬化するので、約1ヵ月位持ちます。
また、デザインの幅が広いのもジェルの魅力です。
ジェルをオフする際には専用のリムーバーを使用して10分程度ふやかす必要があり、取れにくい分オフに時間がかかります。
マニキュアに必要な道具
・ベースコート
・カラーマニキュア
・トップコート
ベースコートは爪の凸凹を整えるだけでなく、自爪を保護し色素沈着を防ぐ効果があります。
ベースコート不要のマニキュアを使用する場合には不要です。
また、トップコートを塗ることで、カラーの持ちが良くなります。
上記に加えて、ネイルを塗る前に水分や油分をオフしてくれるエタノール、キューティクルプッシャーや爪やすりなどもあると、よりカラーを長持ちさせることができます。
マニキュアの塗り方
2回に分けて塗ると、綺麗に仕上げることができます。
準備のポイント
キューティクルプッシャーで甘皮のケアをして、やすりで爪の形を整えましょう。
消毒用のエタノールで爪の表面の油分・水分をふき取ってから塗ります。
塗る前にオイルやクリームを手や爪に塗るのは避けてくださいね。
塗り方のポイント
初心者さんは、一度塗りめで爪の形の枠を取り、二度塗りめで色をムラなくのせることを意識すると綺麗に仕上がります。
マニキュアの刷毛は片面のカラーを落としてあげて、カラーが付いた面で塗ってみてください。
こうすることで、細かいところまで見ながら綺麗に塗ることができます。
初心者向けのアート
ベースカラーを塗った上に、ラメを使ったグラデーションを施すのは初心者でも簡単にできます。
半分くらいラメを塗って、境目にトントンと筆をおいてにじませてあげるだけでOKです。
初心者向けのQ&A
初心者が気になるポイントをQ&A形式でお伺いしてみました。
Q:マニキュアの持ちを良くするためのポイントを教えてください
A:爪を正面から見た時の、厚みの部分。
実はここにもマニキュアを塗ることで、先端から剥がれていくのを防止して持ちが良くなります。
ベースコートを塗る前に、エタノールで爪の表面をふき取っておくのもおすすめです。
Q:マニキュアはどの位で使い切れば良いですか?
A:メーカーにもよりますが、1~3年以内に使いきることを推奨しています。
固まってしまった場合に薄め液を使用するのはOKですが、分離しているものは酸化が起きているので使用せずに処分してください。
Q:自分に合った色を選びたいのですが…
A:ファンデーションを選ぶ場合、肌のトーンより少し明るい色を選ぶ方が多いと思います。
実はネイルカラーは、自分の肌よりも明るいものを塗ると肌が暗く見えてしまいます。
そのため、肌の色よりも暗めの色を選択するのがおすすめです。
おわりに
初心者が知っておきたいマニキュアのポイントをご紹介しました。
ポイントをおさえることで、綺麗に仕上げ長持ちさせることができます。
皆さんも是非挑戦してみてくださいね。
佐藤玲香先生の「ネイルアートデザイナー育成講座」は、初心者からプロを目指せるネイル講座です。
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佐藤玲香
1989年アメリカ生まれ、東京育ちのハーフ。
ネイリスト歴16年・ネイル講師歴10年のキャリアを持ち、JNA認定校・福祉ネイル認定校の現役講師として活躍中。
2018年に独立し、SNSや広告に頼らない完全会員制のサロンを立ち上げる。
効率的な時間管理と高い技術力を活かし、4年間で4,000万円以上という驚異的な売上を達成。
さらに、その卓越した指導力により、未経験者を僅か60日で技術力で指名を獲得できるレベルのネイリストへと育成し、これまでに300名以上の成功者を輩出。
「時間と収入とやりがいを叶える」ネイリストの育成を理念に掲げ、多くのネイリストの成長をサポートしている。