ゆらぎ世代は体力や気力の波が大きくなりやすく、料理に使えるエネルギーが日によって全然違います。だからこそ、下ごしらえを習慣にし、毎日の料理の手間をへらしましょう♪
この記事では、肉・魚・野菜の基本的な処理方法から、時短につながる保存術まで、毎日の料理に役立つポイントをご紹介します。
下ごしらえとは?基本の役割とメリット

下ごしらえとは、料理をはじめる前に食材を使いやすい状態に整えておく作業のこと。切る、洗う、下茹でする、味をつけておく。こうした準備をまとめてやっておくことで、調理中の作業がぐっとスムーズになります。
仕上がりの差も大きいです。肉の筋をきちんと処理しておくだけで食感が変わり、野菜の下茹でひとつで色鮮やかさが違ってきます。忙しい日に「作る気力がない」と感じるのは、料理が下手なのではなく、準備が整っていないことが原因であるケースがほとんどです。下ごしらえは料理の腕を上げるより先に、毎日のハードルを下げるためにあります。
肉・魚の下ごしらえ基本テクニック

たんぱく質系の食材は下ごしらえの差が仕上がりに直結します。
肉の下ごしらえ
肉は調理前に余分な脂肪や筋を取り除くことで、臭みが減り食感がよくなります。筋は白い繊維状のもので、包丁の先で数か所切り込みを入れるだけで十分です。
マリネは塩・こしょう・オリーブオイルと好みのハーブを合わせて揉み込み、30分から一晩置くだけで柔らかく味が染みます。
ゆらぎ世代は消化機能が変化しやすい時期でもあるため、肉を柔らかく仕上げる下ごしらえは胃への負担を減らすという意味でも効果的です。
魚の下ごしらえ
魚のうろこはスプーンの背を使って尾から頭に向かってこそぐと取りやすいです。内臓処理が必要な場合は、腹に切り込みを入れて水で洗い流します。
切り身の場合は塩を薄くふって10分置き、出てきた水分をペーパーで拭き取るだけで臭みが大幅に減ります。鮮度を保つ保存は、キッチンペーパーで包んでからラップをかけ、冷蔵庫のチルド室へ。
購入当日に下ごしらえまで済ませておくと、翌日以降の調理が格段にラクになります。
まとめて冷凍保存する方法
週に一度、肉や魚をまとめて下ごしらえして冷凍しておくと、平日の調理時間が大幅に短縮できます。
肉は1回分ずつ小分けにしておきましょう。魚は塩をふって水分を拭き取ってから冷凍すると、臭みが出にくくなります。
ゆらぎ世代は疲れやすい日と元気な日の波が大きいため、元気なときにまとめてやっておく習慣をつけましょう。
野菜の下ごしらえ基本テクニック

野菜は種類によって適切な処理が異なります。基本を覚えておくと、無駄なく使い切れるようになります。
皮むき・切り方・下茹での基本
根菜類は皮をむいてから水にさらすとアクが抜けます。葉物野菜は使う直前に洗うのが基本ですが、泥つきのものは購入後すぐに洗って水気を切り、ペーパーに包んで保存すると長持ちします。ブロッコリーや青菜の下茹では、塩を少量入れた熱湯でさっとゆでて冷水にとるだけで色鮮やかに仕上がりますよ。
切り方を料理によって使い分けることで、火の通りが均一になり味の染み込みも変わります。
栄養を守る保存のコツ
野菜の栄養は保存方法によって大きく変わります。カットした野菜は切り口から酸化しやすいため、使い切れない場合はラップで切り口を包んで冷蔵保存します。きのこ類は洗わずに保存し、使う直前に汚れを拭き取る程度にとどめるのがベストです。
冷凍保存に向いている野菜は、ほうれん草・ブロッコリー・かぼちゃ・きのこ類など。下茹でしてから冷凍すると、解凍後すぐに使えて便利です。
下ごしらえの保存方法と時間短縮術

下ごしらえを習慣にするためには、保存の仕組みをあらかじめ整えておくことが大切です。道具が揃っているだけで、やる気が変わります。
保存容器の選び方と使い分け
保存容器は、密閉できるものと浅めのバットタイプを使い分けると便利です。密閉容器はマリネや作り置きに、バットタイプは下茹でした野菜や切り分けた食材の一時保存に向いています。ガラス製は臭い移りがなく清潔感があり、電子レンジにも対応しているものが多いため、ゆらぎ世代の時短調理との相性がよいです。
前日準備を習慣に
翌日の夕食に使う食材を、前日の夜か朝に少しだけ処理しておく習慣をつけると、帰宅後の料理がぐっとラクになります。肉に下味をつけておく、野菜を切っておく、それだけで夕食の準備時間が半分以下になることもあります。完璧にやろうとしないことが続けるコツです。一品分だけでも準備しておけば十分です。
冷凍保存で美味しさを最大限に引き出す
冷凍保存は「鮮度が落ちる前に処理する」ことが重要です。購入したら早めに下ごしらえをして冷凍しておくことで、食材を無駄にせず、かつ調理時間も短縮できます。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うのが基本ですが、炒め物や汁物なら凍ったまま調理してもOKです。
▼冷凍保存は下記の記事で紹介しています
今さら聞けない!冷凍保存の基本とは?
忙しい日でもできる時短テクニック

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疲れている日のために、時短テクニックを活用しましょう。
10分でできる下ごしらえ
玉ねぎ・にんじん・じゃがいもをまとめて切って保存しておくだけで、汁物・炒め物・煮物に展開できます。鶏むね肉に塩麹を揉み込んで冷蔵庫に入れておけば、翌日焼くだけで柔らかく仕上がります。ゆで卵を数個まとめて作っておくと、サラダのトッピングや小腹が空いたときのたんぱく質補給にもなります。
使い回しの効く下ごしらえと作り置き
ひとつの下ごしらえから複数の料理に展開できる食材を覚えておくと、献立の幅が広がります。
鶏むね肉の蒸し鶏はそのまま食べても、サラダに乗せても、スープに入れても使えます。玉ねぎのみじん切りは炒めてから冷凍しておくと、カレーやソースのベースとして即戦力になります。
おわりに
下ごしらえは、疲れた日の自分を助けてくれる貯金です。元気なときに少しだけ準備しておきましょう。
ゆらぎ世代の毎日は、体調も気力も一定ではありません。だからこそ、仕組みで乗り切る習慣が大切ですよね。




